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アストルティア薬草学 魔界生物学 【病原体の分類】

2017年09月19日

 こんにちは!
 ヒグラシはいつ鳴き始めるのかなって耳をすませているのですが、何故かツクツクボウシの声しか聞こえてきません。


 ちなみに今回から高画質版になります!


 ろうそくじゃないですよ、顔ですよ。


 今までよりも美しくなった私に見とれて、ノートをとるのを忘れないようにしないでくださいね!ほらそこのお方、寝たふりしないでね!

 さて、本日の講義は魔界生物学の基礎編をお送りしたいと思います。





1.魔界生物と病原体の分類

 アストルティアに生息している魔界生物達は、その「系統」毎に分類がされています。系統によってそれぞれ特徴を持っていて、外観で判断できたりできなかったりではありますけれども、アストルティアでは14系統に分類されています。
 スライム系という系統の中で、さらにスライムやドラゴスライムのように「種族」に分けられています。スライムとスライムベスのように姿形は同じでも体色が違うと、この種族という分類でまとめられているようですね。
 では、魔界生物以外の生物の分類はどうなっているのかというと、ものすごく細かく分類されています。魔界生物の分類をその項目毎の大きさを不等号で表すと…

系統>種族


 …と、なるのです。
 これが私達、生物の分類の場合は…

界>門>綱>目>科>属>種


 …多いですね。場合によってはさらに多くなることもあるそうです。
 例えば、私の場合は「動物界、脊椎動物門、哺乳類、霊長目、ヒト科、Homo、Sapiens」なんです。さらにこの下にドワーフやオーガ、日本人というように、魔界生物でいう種族の下の分類が加わるのですね。
 ちなみにこの分類における項目の事を「階級」と読んでいます。

 しかし、この細かい分類を考えていたら疲れてしまいそうなので、魔界生物でいう系統に当たるもので病原体の分類をしていこうと思います。


2.各論【ウイルス】

 ウイルスは生物か、生物ではない非生物なのかと言う所で意見が別れているのです。“細胞”という最小の生命単位の構造を持っていないのですね。
 簡単に言えば、タンパク質の容器に「DNA」や「RNA」と呼ばれる遺伝子の情報がしまってあるだけの存在です。以前にも言った気がしますが、宇宙から来たんじゃないのって思っていたり。


 物質系の魔界生物といっても過言ではありませんね。


 いや、うん…物質系であることは間違いない。後で怒られそう。


 物質系に分類される魔界生物達は基本的に“物”に魔力が施され、この魔力を糧にして活動を行っていると推測されます。
 「物に命が宿った」と解釈されている文献もありますが、それだと日本でいう「八百万の神々」の意味合いが強くなってしまい、魔界生物とは真逆の存在になってしまいます。
 この何らかの媒体を介して生命活動を行っているというのが、物質系とウイルスのもう1つの共通点なのです。

 ウイルスは最小の生命体とされる細胞と比べてもさらに小さいのですが、彼らはこの細胞の中に侵入します。この事を「感染」と呼んでいます。
 そこでウイルスの遺伝子の情報を元にして細胞の器官に自分を増やしてもらい、最後には細胞から出ていってまた他の細胞に侵入する、というのを繰り返していきます。
 ウイルスの利用する細胞の器官というのは、細胞が生きていくために必要なものを作る為ものです。それをウイルスに利用されてしまう事で、自分にとって必要なものが作れなくなっていきます。
 言うなれば、ウイルスは感染した細胞を乗っ取っているのですね。
 乗っ取られた細胞は死んでしまったりコブなどの腫瘍になってしまったり、時には癌細胞となってしまったりするのです。とても小さな世界の話ではあるのですけれども、なかなかに恐ろしいですよね。


3.各論【細菌】

 細菌はウイルスとは違って、自分自身で生命活動を行っている細胞です。私のようなヒトの場合は細胞がたくさん集まってできているわけですけれども、細菌は1つの細胞が1つの生命として活動しているのです。
 ただし、私達の身体を構成する細胞と細菌の細胞は色々と異なっている点があります。前者は「真核細胞」、後者は「原核細胞」と呼ばれています。
 細菌の大きな特徴の1つとして挙げられるのが「細胞壁」の存在です。細胞壁は細胞膜のさらに外側にあり、様々な形態を持つ細菌の形を保ったり、外部から自身を守ったりする役割があります。


 スライム系が一番近いかもしれませんね。


 君の弱点は「核」だ!


 細胞壁が無くなってしまうと、スライムが自身の身体を溶かしてバブルスライムになってしまったかのように、細菌は形を維持できなくなってしまいます。
 その形はスライムと同様に多種多様で、球状や楕円形、螺旋( らせん)、果てはバブルスライムのように最初から不定形な「アメーバ」なんていうものもいます。
 さらには以前、ボツリヌス菌の講義ではドラゴンガイアなどが使う完全ガードに似ているものとして紹介した「莢膜」を持つものもいます。スライム系で例えるのなら「ゴールデンスライム」などの持つ「メタルボディ」に匹敵しますね。
 
 細菌は毒素を自分達の細胞内で作って、それを周りに放出します。この毒素が何らかの形で私達の身体の中に入ると、色々な症状を引き起こすのです。
 基本的に毒を作るのも増えるのも、環境さえ整っていれば細菌だけでできるところがウイルスとの大きな違いですね。
 たまに変わった細菌もいて、ヒトなどの細胞の中に入り込まないと増えることができないものもいたり、細胞壁を持たないものもいたり。実に多種多様です。


4.各論【真菌】

 先程の細菌は原核細胞でしたが、実は真核細胞をもつ病原体もいます。それが「真菌」です。
 私達の身体の細胞と基本は同じ細胞でありながら、細胞壁をもっているのが真菌です。細菌の細胞壁とは構成成分が異なっています。
 真菌といわれてもピンとこないかもしれませんが、いわゆる「カビ」がこの真菌に分類される生物です。もっと言えば「キノコ」は真菌の集合体です。


 キノコの魔界生物はアストルティアには見られませんね。


 この場合はスライダークが適任かと。


 スライダークのどの辺りがスライム系なのか。そもそもスライム界のヒーローって何…?…とか何とか色々考えていたのですけれども、ようやく私のなかで決着がつきました。
 スライダークはスライムが原核細胞から真核細胞へと進化をするに至り、さらに集合することであのようなヒトの形をしているのだと。つまり、スライダークはキノコ

 基本的にはそれほど強い感染力を持っているわけではありませんが、「水虫」なんかでお悩みの方は多いかもしれませんね。
 真菌の一番の問題点は動物と同じ細胞の構造を持っていることです。相手が細菌であれば原核細胞に特有の部分を薬で狙い撃ちすれば良いのですが、真菌の場合は身体の細胞と共通点が多いのでそこを狙ってしまうと共倒れしてしまう訳です。
 この為、動物の細胞にはない細胞壁を標的にしたり、幸いなことに細胞膜の構成成分がほんの少し違ったりしているので、そこを叩いたりする薬が使われているようです。


5.各論【寄生虫】

 1つの生命である細菌や真菌ですが、基本的には自分で栄養を外界から確保して、それにより生命活動を行っています。それに対して、宿主に寄生して栄養を奪って生きているのが「寄生虫」です。
 寄生虫は大きく2つに分けることができて、1つは単細胞生物。もう1つは多細胞生物です。
 寄生虫を構成する細胞は真核細胞です。この細胞が単独であるものを単細胞生物と言い、特に「原虫」と呼んで言います。
 片や、たくさんの細胞が集まっているものを多細胞生物と言います。私達ヒトも多細胞生物ですね。
 真菌と原虫って同じなんじゃないかなって思うかもしれませんが、原虫には細胞壁がない代わりに自身で動き回ったり、補食したりするのです。真菌はいわゆる「胞子」をバラまいて増えていくので、運動はしないのですね。


 ここはそのまま、虫系で良いかと。


 (…遠巻き。)


 日本で確認されている寄生虫の種類自体は多くないですが、たびたび問題にはなっているようですね。2017年の初夏の頃には「アニサキス」が話題に上がっていましたね。
 アニサキスの他にも予防接種でお馴染みの「マラリア」や「トキソプラズマ」、「エキノコックス」等がこの寄生虫に該当します。マラリアとトキソプラズマは単細胞、エキノコックスとアニサキスは単細胞多細胞ですね。

※赤字部分を訂正致しました!

 どこぞのエイリアンみたいに向こうから飛びかかってきて寄生されることはありませんが、逆に自分では気がつかないうちに寄生されてしまっている事が多いので、ある意味“たち”が悪いですね。


 上記の4種類が病原体として扱われているものとなります。寄生虫の一部を除き、肉眼で見ることのできない世界の話ではありましたが、ひとまずどういうものが原因で感染症が起こるのかを知っていただければ幸いです。








てーてーてーてーん








てててーてーてーてーてーてーん








てててーてー てーてててーん てーてーてーてーてーん








てててってってっ(じゃきーん!)





ざっつぃ。そして“て”がゲシュタルト崩壊する…。

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※次回のブログタイトルは変更となる場合があります。
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コメント

後半に記載されています

マラリアとトキソプラズマは単細胞、エキノコックスとアニサキスは単細胞ですね

正解がわからないのですが、片方は多細胞でしょうか?

Re:

 こんにちは!
 わざわざご指摘をいただきまして、ありがとうございました!

 該当の箇所の訂正を致しました。

「マラリア」「トキソプラズマ」⇒単細胞
「エキノコックス」「アニサキス」⇒多細胞

 上記のように分類されています。混乱を招いてしまい申し訳ございませんでした。

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