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Fine is fine.

現実とドラゴンクエストXの世界の薬を練合して、ご紹介いたします!

能力者しりとりへの招待状!

2018/10/17 06:21 ジャンル: Category:遊んだ記憶
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「……は、…なので…。」

「確かに…にはそ……ある…」

 カミハルムイ城内の一室。ハネツキという若き天才博士の根城から、ずいぶんと長い間小難しい言葉の応酬が続いている。




「きつけ草なんかはあたしは良いと思うんだけどな~。」 

「×××さんの年齢だと少し不安もありますけれども…。まだ体力もありますし、良いかもしれませんね!
 証にも合っていると思います。」

「もう少し食欲が出てくると良いかもしれないね。あんたの得意分野の…」

「桂皮なんて如何でしょうか。確かブーナー熱帯雨林に近縁種が生えていたような気がします。」

「シナモンだったっけ?あたしも好きだよ。」

「良い香りですよね!アイスとかアップルパイとかには欠かせないです!」

 本筋から脱線した2人の甘味談義はしばらく続いた。

「…さてと…。惜しいですがこの辺にして、そろそろ行ってくることにします。」

「うん。その方が良いね。また甘味処でゆっくり話そうね。」

「ふふ…楽しみにしていますね!」

 ドワーフの女性は資料を手早く片付けて、大きく伸びをした後に扉に向かっていく。

「あ、フィーネちゃん。×××さんの所に今日も行くの?」

「もちろんです!患者さんとお話するのも楽しいので!」




「そっか…。気を付けてね。」

「?…はい!ありがとうございます!それでは!」

 静かに閉まった扉の向こうから足音が遠退いていった後、ハネツキ博士はポツリと呟いた。




「よく足しびれないわね…。」








 所変わり、オーグリード大陸のとある民家。




「ばあさん、やっぱりわしはあの子が適任だと思うのじゃが…」

「私の考えは変わりませんよ。なんだってあんな魑魅魍魎の犇めくところに。
 じいさんもお世話になってるでしょ。」

「お世話になってるからこそじゃよ…。成長には壁を乗り越えることも必要じゃろ?」

「それは無用の親切というものですよ。」

「そ、そんなことないじゃろぅおっほっごほっごほっ」

「ほらほら、そんなに興奮するから。
 …あの子は私達の孫ではないのですよ。」

「あぁ、ありがとう…確かに、そうじゃな…。」

「ほら、もうすぐいらっしゃる時間ですよ…。」










「わし、もうだめなんじゃろか」

「おじいさん、心配しないで。ほら、これ飲んでみて。」

 乳ばちに溜まったとろりと白濁した液体。弱った老人は、弱った嚥下に鞭をうち、流し込むようにそれを飲み干した。
 カッと、お腹が熱くなる。
 萎びた腕に、少しだけ力が染み込んでいくような気がした。

「これを1日3回、食間に飲んで。きっとよくなる」

「これは効きそうじゃわい。良い香りがするの。」

「でしょ!ハネツキ博士のお墨付きですからね。」

「ありがとね、フィーネちゃん。お茶でも飲んでいって。」

「ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきますね。」

 少し高めの椅子に飛び乗るように腰掛ける。無骨な岩の椅子の硬い触感がお尻に痛い。

「またどこかを飛び回っていたのかい?」

「えへへ…。そうなんです。
 ウェナ諸島の熱帯雨林に良い生薬があったんですよ!今日の漢方にも入っているのです。」

「ほぉ…それはそれは…。でもそんなにあっちこっち行ってて大変じゃないのかい?」

「そうですよ。魔物もいるでしょうし、一人では危ない事もあるでしょうに。
 今ある薬でもなんとかなるんでしょ?」




 コップに注がれたお茶からは、オーグリード大陸らしい力強く、ケツイがみなぎるような香りが立ち込めている。

 歴史のある、良い香りだよね。

「一説に過ぎないのですが、こんなことを昔、本で見かけたのです。

 “動物は基本的に変化を嫌う”というもので、毎日ご飯があって、天敵が現れなくて、安心して眠ることができる。それが動物にとっての幸せである。

 …と言うものです。
 その点、人間は変化を望むことができるし、起こすこともできるし、楽しむこともできる。良い意味でも悪い意味でも。
 そもそもの考え方が、人間のエゴでしかないのかもしれませんけれどね。

 ただ…そうだとしても…私は変化を楽しみたいのです。まだまだ世の中には知らない事、知られていない事がたくさんあって、それで助かる人もたくさんいると思うのです。」

「そうかいそうかい。フィーネちゃんは立派だのう。」

 ゆっくりと紡ぎ出された言葉に老爺は満足そうに頷き、長年の伴侶に目配せをした。

「仕方がないわね…。」

 老婆は戸棚の奥にしまってある、真っ黒な封筒を手にした。

「フィーネちゃん、今日はありがとね。これなんだけど…」

「きっとフィーネちゃんの成長するきっかけになると思うのじゃ。世の中をもっと知るためにもな。」

「世の中を…ですか。」

「そうじゃ。わしらはもう歳を取りすぎた。是非とも君の目で確めてきて欲しい。」

「でもね、無理はしなくても良いの。貴方は貴方で、もう実行していることだし。
 興味が沸いたらで良いの。」

「えぇ…何だか気になりますね…
 あれ、もうこんな時間でしたか!お茶美味しかったです。ありがとうございます!」

「おぉ、おぉ。達者でな。またよろしく頼むよ。」

「いえいえ!また来ますね!旅行券ありがとうございます!」

 慌ただしく飛び出していく背中に、老夫婦は手を合わせた。感謝と、無事に再会を果たせる事を祈り…。












 アストルティア薬草学研究室。
 ドワチャッカ大陸のとある水辺、石造りの古代遺跡がフィーネの拠点である。

「はぁぁぁぁ…今日もくたびれた!ついつい話が長くなっちゃうぅ。」

 机の上に放り出した鞄から、×××さんからもらった真っ黒な封筒が落ちてしまった。
 水を湛えているはずの床の上に落ちた封筒には、何故か濡れた様子がない。



「変なの…。わざわざ撥水加工してあるのかな…?
 でもこれは何だか期待しちゃうなぁ。

 さっそく私が確かめてあげようじゃありませんか!世の中の…南国バカンスの真理をね…!」
























 あ、間違えた。













 こちらに能力者として参加させていただいてきました!
 第1回に参加するどころか見学すらいけなかったので、今回は喜びもひとしおです!


 会場はイコプさん宅。イベントではお馴染みのピラミッドが鎮座していました。



 えっ?


 えっ?


 ぼええー


 ……。


 ぺけぴーさんの中のイコプさん像は、間違っていなさそうです。





 何だか少し狭い気がする入り口には案内状が…。この扉の先にいるのが能力者達…!




 控え室は既に殺気が立ち込めていました。椅子の配置が現代アートさながらなのがまた恐ろしい…。



 ロッケンロンール!


 主催者のイコプさんから、寸劇の後にかっこいい台詞と共に登場するようにと説明がありました。



 そしてライトダウン…。

 手に汗握る瞬間でした。どうしよう、何も思いつかない…。


 一人一人、能力者の名前が読み上げられます。何だか右往左往していたのは気のせいだと思います。
 途中でめんどくさくなったのか、まとめて名前を呼ばれたのも 気のせいだと思います。





 観客の方々がすごく少なく見えますが、能力者の覇気に当てられたのではなくて多過ぎて写っていないだけです。あなおそろし。

 大会の様子は「畢竟ドラゴンクエスト」にて、順次綴られていくことでしょう。

 個人的にイコプさんの能力者紹介やストーリーが好きなので、ものすごく楽しみにしています…(笑)
 なんやかんやで書いてくださるイコプさんに感謝です!


 さてさて、私の能力は「漢法!粉塵爆発の術」だった訳ですね。

 相手が同じ言葉で終わる言葉を3回使うと発動し、以後お互いに漢方か生薬でしか答えられなくなるというもの。
 ほぼほぼ、発動さえしてしまえば私の独壇場になる気がしなくもないので、相手が定番の“る攻め”とかして来ない限りはなかなか発動しません。さらに私が1回返さなければいけないというおまけ付き。

 残念ながら能力を発揮する前に、ハルさんの「大和撫子」の前に破れました。
 外来語は駄目って言うスタンダードな能力なのですが、“ら”で始まる言葉に頭の中大混乱しておりまして…。




 もう頭の中に何でか分かりませんがラーメンが大量に茹でられ始めてしまいまして、空也上人もビックリですよ。

 ほんの少しだけ言い訳をするなれば、大和撫子に対して私は難しい漢字でミスを誘おうと思ったのですよね。“鶉”とか。
 ただですね、観客の方々の中に漢字マスターがいらっしゃったのですよ。六漢もビックリですよ。

 という訳で見事爆散して参りました!ハルさん、さすがでした!Congratulations!


 しかし今回の能力者の面々、とがった能力が多かったですね。特に会場を巻き込む系はものすごく盛り上がりました!勝負はつきませんが!
 尖りすぎていて避けられると自らの敗北を決定付けてしまう、なかなかにロックな能力もいくつか。カッコいい…!
 何よりも…これは私に最も欠けていたものな気がしますが…しりとりの地力が皆さん凄かったです。イコプさんの能力である文字制限も難なく乗り越えていく方ばかりで、感動すら覚えました。


 残念ながら私は最後まで見届けられなかったので、皆様と一緒にイコプさんのレポートを楽しみに待つことにします!


 最後に素敵なイベントを開催してくださったイコプさん、会場整備や誘導などをしてくださっていたかおりしゃんさんとぷにゃりんさん!
 とても楽しかったです!ありがとうございました!!






 そういえば、会場で怪人七面相の姿をいくつかとらえることが出来たので、その写真を載せておきますね!








 さすがの一言です…!




 それでは、本日はこの辺りで!




しりとりの練習をしよう。うん。
Have a nice day!
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あーわかるわー
特に「り」で始まる果物の名前とか出てこないよねー
[ 2018/10/17 07:44 ] [ 編集 ]
ハッチさんへ
出てこないですよね!
と言うか“り”で始まる果物なんてこの世に存在するのでしょうか?いや、ない。
[ 2018/10/21 07:10 ] [ 編集 ]
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プロフィール

フィーネ

Author:フィーネ
 
 ドラゴンクエスト10(DQX)&日常等々を綴っていくブログです!
 DQXは初期から始めて一時休止の後、ver 3.5からの復帰組。

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